ウエルシアnews|第1Qは調剤併設型・24時間営業化効果で大幅増収増益

ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、水野秀晴社長)は、2018年2月期の第1四半期決算を発表した。


連結期間(2017年3月1日~5月31日)の経営成績は、売上高1670億0800万円(前年同期比8.7%増)、営業利益63億6000万円(44.2%増)、経常利益68億0100万円(40.5%増)、純利益は43億2600万円(54.2%増)となり、大幅な増収増益となった。

売上高対比の営業利益率は3.8%、経常利益率は4.1%だった。

期間中、既存店の改装などウエルシアモデルを積極的に推進した。
その結果、調剤併設店舗の増加(5月末現在1042店舗)による調剤売上高の伸長、顧客への安心の提供と利便性向上を目的とした24時間営業店舗の拡大(5月末現在102店舗)等で、既存店の売上高は好調に推移した。

健康をキーワードにした商品開発などの取り組みも積極的に行った。

2017年3月1日付でシンガポール共和国で、ドラッグストア事業を行うことを目的に、現地法人の「BHGHoldingsPte.Ltd.」との間で合弁会社「Welcia-BHG(Singapore)Pte.Ltd.」を設立した。

期間中にグループ全体で22店舗の出店と3店舗を閉店し、期間末のグループ店舗数は1554店舗となった。

品目別売上高は以下のとおり。
医薬品・衛生介護品・ベビー用品・健康食品は365億4600万円(6.1%増)
調剤は277億5800万円(14.3%増)
化粧品は297億7500万円(7.5%増)
家庭用雑貨は246億2400万円(7.8%増)
食品は361億5700万円(10.9&増)
その他は121億4400万円(3.6%増)

積極的なM&Aで業容を拡大し、ドラッグストア売上高1位となったウエルシア。
2017年9月1日には東北地方を地盤とする(株)丸大サクラヰ薬局の株式を取得し、子会社化する予定となっている。

検索ワード:ウエルシアホールディングス 第1四半期 決算 ウエルシアモデル

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