ジャパンミートnews|17年7月期決算は1037億円6.8%増/営業利益14.5%減

(株)ジャパンミート(茨城県小美玉市、境正博社長)が2017年7月31日で終わった2016年度決算を発表した。

2016年8月1日から2017年7月31日における売上高は1037億7000万円(前年同期比6.8%増)、営業利益は39億5200万円(7.7%減)、経常利益は40億8600万円(4.7%減)、当期純利益は26億7400万円(4.6%増)だった。

スーパーマーケットを5店開店したこと、外食の既存店売上高が好調に推移したこと、またAATJ㈱、㈱アクティブマーケティングシステムがジャパンミートにグループ入りしたことにより、65億9500万円の増収となった。

しかし、新店の販売促進強化によって売上総利益率が前期に比べて0.5%低下した。前会計年度に行った設備投資による減価償却費が増加したうえ、AATJとアクティブマーケティングシステムの株式取得による費用、新規出店費用、既存店の改装費用などによって減益となった。営業利益は前期に対して3億2900万円の減少、経常利益は2億0300万円の減少だった。

ジャパンミートはスーパーマーケット事業を核にしている。大型商業施設内店舗「ジャパンミート生鮮館」、関東圏単独店舗「ジャパンミート卸売市場」、北関東で展開する地域密着型店舗「パワーマート」、東京都内を中心に展開する業務用スーパー「肉のハナマサ」の4つのフォーマットがある。

スーパーマーケット事業の売上高は1011億3100万円、前期に対して5.9%の増収だった。セグメント利益(営業利益)は34億9600万円、こちらは前期に対して14.5%の減益だった。つまり増収減益である。

2016年6月に茨城県東茨城郡に加工物流センターを新設し、新店5店を出店し、5店の改装を行った。その結果、期末の店舗数は80店となった。

ほかに、「焼肉や漫遊亭」などの外食事業、イベント関連事業、アウトソーシング事業を手掛けているが、これらの売上高は35億0700万円(55.2%増)、セグメント利益は1億2400万円(29.3%減少)と、全体傾向同様に増収減益だった。

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