カワチ薬品news|2017年度上半期売上高1%増・経常利益1%増
(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)の2018年3月期第2四半期の業績。3月16日~9月15日までの上半期の売上高は1379億0300万円(前年同期比1.2%増)、営業利益31億0900万円(3.4%減)、経常利益38億7800万円(0.9%増)、四半期純利益25億2600万円(5.6%増)であった。
営業利益率は2.3%、経常利益率は2.8%。
カワチグループではドミナントエリアへの出店を進めるとともに、競争激化に対応すべく販売価格や品揃えの見直しを行ってきた。一方で、健康や美容に関するカウセリング機能の強化に努めている。
新規出店は、既存地区である青森県、宮城県、秋田県、茨城県、栃木県、群馬県に各1店舗の計6店舗を出店した。調剤薬局は、宮城県、茨城県、栃木県に各1件の計3件を既存店に併設した。一方でリロケーションのために青森県の1店舗を閉店した。
カワチ薬品の店舗戦略は、ショートタイムショッピング、ワンストップショッピング、エブリデーロープライスの3つからなる。そのため、店舗の大型化を志向しており、日本に適した独自のフォーマットとして「メガ・ドラッグストア」を開発してきた。店舗の売場面積は400~1000坪。ドラッグストアの平均230坪に対し、倍以上のサイズの店舗を展開する。なかでも調剤薬局併設型メガ・ドラッグストアを主力フォーマットとしている。
通期の業績は、売上高2725億円(前期比2.3%増)、営業利益60億円(4.8%増)、経常利益74億円(4.8%増)、純利益45億円(28.2%増)を見込んでいる。
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