やまやnews|酒税法改正の影響少なく売上高627億7800万円3.8%増

(株)やまや(宮城県仙台市、山内英靖社長)が2018年3月期の第2四半期決算を発表した。

売上高850億8700万円(前年同期比2.5%増)、営業利益31億7400万円(58.6%増)、経常利益32億1900万円(60.3増)、四半期純利益14億0100万円(168.6%増)と、酒税法改正の影響が懸念された上半期だったが、増収増益で終わった。

酒販事業セグメント別の業績は、売上高627億7800万円(3.8%増)、営業利益18億4600.万円(133.1%増)。

上半期は、大阪、兵庫の酒販店「楽市」全21店を「やまや」に転換した。また国税局告示「新取引基準」の6月1日施行を前に、買い置き需要、仮需が発生した。そのうえで、施行後も、大幅な仮需反動減が発生しなかったことで売上増となった。

新店は3店舗開発し、「楽市」21店舗を「酒のやまや」へ屋号変更するための大規模改装を実施した。不採算店8店舗と合わせて再開発等による用地接収が3店舗。閉店の合計は11店舗となった。その結果、2017年9月末の酒販事業の店舗数は326店である。

もう一つの事業である外食セグメントの業績は、売上高229億9800万円(0.2%減)、営業利益13億2400万円(9.6%増)。

シャンパン・ワインを提供するレストランバー業態をグループに迎え、さらに関西地方で400店舗以上の居酒屋チェーンを展開するマルシェ(株)との資本業務提携を行った。
2017年9月末における外食事業の店舗数は、直営336店舗(7店舗増)、フランチャイズ287店舗(4店舗増)など計745店舗となった。。

2017年9月末のグループ店舗数は1071店舗の4桁チェーンである。

検索ワード:やまや 楽市 酒販 

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