USMHnews|10月既存店売上高98%/客数4ポイント減響く

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(東京都千代田区、藤田元宏社長)の2017年10月の業績が発表された。

売上高は572億7900万円(前年同期比0.8%減)。既存店は売上高97.8%、客数は96.1%、客単価は101.8%だった。客数が3.9ポイント低下したことが大きい。

事業会社3社の営業成績は以下の通り。

(株)マルエツは売上高が309億3400万円と、前年同月比1.5%の減収。既存店は売上高98.0%、客数96.3%、客単価101.7%であった。

(株)カスミは売上高が227億4200万円の0.7%増収。既存店売上高は97.5%、客数95.9%、客単価101.6%。全店では売上高が昨年をクリアしたが、既存店売上高は2.5ポイント前年を下回った。

マックスバリュ関東(株)の売上高は36億0300万円と4.4%減。既存店売上高は98.1%、客数は94.8%、客単価は103.5%となった。

10月は3社ともに、客単価が前年を上回っているものの、客数の落ち込みが大きく、売上高の減少につながっている。客数の前年割れは、カスミが6カ月連続、マックスバリュ関東が今期に入って8カ月連続となっている。ただし一方で、マックスバリュ関東は8カ月連続で客単価は前年を上回っている。

客数は天候要因にも左右されるが、お客の支持率の指標でもある。ここを何とか回復させたいところだ。

検索ワード:ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス マルエツ カスミ マックスバリュ関東

 

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧