三越伊勢丹news|既存店売上高3カ月増/国慶節と高額消費好調

㈱三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)が、10月度の国内百貨店事業の売上げ速報を発表した。

三越伊勢丹全体の売上高は▲1.5%だったものの、既存店は0.3%増となった。

そのうち、伊勢丹新宿本店が4.2%増、三越銀座店が13.1%増と好調だった。

しかし、三越日本橋本店は▲3.7%、伊勢丹立川店▲0.7%、伊勢丹松戸店▲2.6%、伊勢丹浦和店▲3.6%、伊勢丹相模原店▲7.3%、伊勢丹府中店▲12.3%で6店舗は不調だった。

国内グループ百貨店の売上高は▲0.3%だった。

店舗別に見ると、札幌丸井三越3.1%増、函館丸井今井0.4%増、仙台三越▲2.5%、新潟三越伊勢丹▲4.4%、静岡伊勢丹0.0%、名古屋三越▲1.1%、広島三越▲3.1%、高松三越▲2.5%、松山三越▲12.0%、岩田屋三越3.0%増となった。

国内百貨店の既存店売上高は3カ月連続、首都圏三越伊勢丹の既存店売上高は5カ月連続で前年実績を上回っている。高額品需要は底堅く、コートを中心とした冬物衣料の動きも堅調だった。

とくに都内基幹3店では、コートを中心とした冬物衣料が好調だった。インバウンド売上高は前月からの好調トレンドが国慶節期間中・期間後を含めて継続している。基幹3店では、勢いのあった2015年のインバウンド実績を上回った。とはいえ、三越日本橋本店の前年割れは気にかかる。

検索ワード:三越 伊勢丹 月次 売上高

 

 

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧