セブン&アイnews|3月既存店コンビニ2%増/総合スーパー0.4%増

(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)業態別の主要事業会社の3月の営業情報が発表された。

セブン&アイの中核はコンビニエンスストアの(株)セブン‐イレブン・ジャパン(古屋一樹社長)だが、3月の既存店売上高は昨年同月比102.0%だった。既存店客数100.0%、客単価102.0%。全店ベースでは105.3%。3月末の店舗数は2万0286店。

7-Eleven, Incは米国内既存店の商品売上高は101.6%と、こちらも好調。チェーン全体の総売上高はさらに伸長して、114.7%となった。

総合スーパーのイトーヨーカ堂(三枝富博社長)は、既存店売上高100.4%とプラスに転じた。客数も100.4%と好調。客単価は100.1%。全店ベースで商品売上高は98.9%だが、総売上高の合計は101.9%だ。

(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)は既存店が前年比98.9%。客数が98.4%だが、客単価が100.4%となり、100%をクリアした。ただし、東北・北関東に展開する同社にとって客数こそが最も重要な指標である。その客数が昨年の数字に届かなかった。全店ベースの売上高では、102.2%と好調だった。

そごう・西武は既存店前年比102.0%で伸長した。全店では前年比87.9%と、こちらは前年を大きく下回った。

デニーズを展開する(株)セブン&アイ・フードシステムズ(小松雅美社長)の3月は、既存店は客単価プラス5.6%、客数0.2%マイナスだが、売上高は昨対105.4%。全店売上高も103.2%と、こちらもまずまずの結果だ。

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