セブン&アイnews|国内最大級PETボトルリサイクル樹脂製造会社に資本参加
(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は、JFEエンジニアリング(株)(東京都千代田区、大下元社長)グループ会社のJ&T環境(株)(神奈川県横浜市、露口哲男社長)と、協栄産業(株)(栃木県小山市、古澤栄一社長)との3社で、国内最大級のPETボトルリサイクル樹脂製造合弁会社である「協栄J&T環境株式会社」にセブン&アイが資本参加することで合意した。
協栄J&T環境はJ&T環境と協栄産業の合弁会社として昨年4月に設立された。使用済みペットボトルを原料としたフレークやペレットを製造する西日本PETボトルMRセンターを三重県で計画している。
セブン&アイの資本参加により、協栄J&T環境は、セブン&アイが店頭に設置したペットボトル回収機で集めた廃PETボトルを、原料として安定的に受け入れていく。また、セブン&アイは、プラスチックの海洋汚染問題や使い捨てプラスチックに対する法改正が進むなか、プラスチックのリサイクルシステムを強化できる。
■協栄J&T環境(株)
工場名称/西日本PETボトルMRセンター
所在地/三重県津市(JFEエンジニアリング津製作所内)
設立/2020年4月
稼働予定/2021年冬
事業内容/使用済みPETボトルを原料とし、フレークやペレットを製造(年間5万トン)