セブン&アイnews|ACT社が買収提案を撤回/セブンが反論コメント

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カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタール(ACT)は7月16日(水)、(株)セブン&アイ・ホールディングスに対しておこなっている買収提案の撤回を発表した。セブン&アイの経営幹部との建設的な協議が進まなかったことを理由に挙げている。

4月、セブン&アイはACT社との間で秘密保持契約(NDA)を締結した。しかし、ACT社によると4月は東京での会議、7月にはダラスでの会議をおこなってきたが、提案の推進をするための必要なデューデリジェンス情報や前向きな交渉姿勢がみられなかったとしている。

セブン&アイは7月17日(木)、サイト上で反論のコメントを発表した。要旨は次の通り。
「ACT社が当社との協議を一方的に終了し、買収提案を撤回する決定を下したことは不本意ではあり、ACT社が発表したリリース上の数多くの誤った記述がある賛同しかねるものの想定され得たもの」と反論のコメントを発表した。

そして、今後については「当社の株主及びその他のステークホルダーの価値の最大化を確実にするために、ACT社による提案と弊社単独での価値創造の施策のすべての選択肢を並行して追求してまいりました。当社は、北米のコンビニエンスストア事業を含む当社グループ事業の価値顕在化による、単独での価値創造の施策を今後も継続して遂行していく」としている。

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