アマゾンnews|食品・飲料を中心に4つのプライベートブランドを拡充

アマゾンジャパン合同会社(東京都目黒区、ジェフ・ハヤシダ)は、食品・飲料、日用品、ベビー用品などの消費財カテゴリーにおいて、プライベートブランド(Amazonブランド)を拡充する。食品・飲料ブランドの「Happy Belly(ハッピーベリー)」、日用品ブランドの「Presto!(プレスト)」、ベビー用品ブランドの「Mama Bear(ママベアー)」に加えて、食品や日用品など幅広いカテゴリーを扱うブランド「SOLIMO(ソリモ)」を新たに展開する。

同社は、日本では2016年に消費財カテゴリーにおける初のプライベートブランドとして「Happy Belly」を導入した。その後、「Presto!」、「Mama Bear」、「Wickedly Prime」を加えた。また6月からは「SOLIMO」ブランドを新たに導入し、新商品を順次発売している。これらのAmazonブランドの各商品は、Amazon.co.jpおよびAmazonプライム会員向けサービスの「Amazonパントリー」「Prime Now」「Amazonフレッシュ」でも購入できる。

⑴Happy Belly (ハッピーベリー)のHappyは英語で「幸せな」、Bellyは「おなか」を意味する。「おなかを幸せに、食卓に笑顔を」という願いからHappy Bellyブランドは生まれた。高品質な食品や飲料を提供する。主な商品に、ボトル入り天然水、ボトル入り炭酸水、お茶、長期保存水、ゼリー飲料、ドリップコーヒー、レギュラーコーヒー、青汁、電子レンジ用パックご飯、精米、レトルトカレー、スパゲッティなどがある。

⑵Presto! (プレスト)は、高品質な日用雑貨・清掃用品を提供するブランド。手品師が手品を披露するときに「ほら見て」と呼びかける英語の掛け声が「Presto!」。お客が望む清潔さをまるで魔法のように簡単に実現することをイメージさせている。主な商品は、掃除用シート各種(フローリングワイパー用:ドライシート/ウェットシート、流せるトイレクリーナー、IH&ガスコンロ用シート)、マスク、綿棒など。

⑶Mama Bear (ママベアーは、育児中のママ・パパのためのベビー用品を提供するブランド。赤ちゃんを気遣い、はぐくみ、守り続けるための、シンプルで高品質な日々の必需品。主な商品には、パンツ型紙おむつ、おしりふき、手・口ふき、ベビー用綿棒、ベビー用麦茶などがある。

⑷Wickedly Prime (ウィキッドリープライム)は、食への探求心を刺激する、美食家のためのブランドで、Amazonプライム会員限定。ワンランク上の食品を提供する。主な商品に、プレミアムおつまみ、レトルトカレーなどがある。

⑸SOLIMO (ソリモ)は、毎日使うベーシックな食品や日用品など、幅広いカテゴリーの商品をお手頃価格で提供する。Amazonのプライベートブランドのうち、「SOLIMO」のみ、各メーカーとのダブルブランドとして展開する。7月31日(火)まではAmazon プライム会員限定販売。主な商品は、はごろもフーズ(株)と共同企画した「SOLIMOシーチキン Lフレーク」、シック・ジャパン(株)の親会社のエッジウェルパーソナルケアと共同開発したトリマー付きカミソリなど。

【結城義晴の述懐】アマゾンジャパンのプライベートブランド。日本で展開するのに、かなりネイティブな英語をあえて使うのは、なぜだろう。もはやブランドは記号やイメージであって、意味を分かりやすく伝えるコミュニケーションの役割を果たす必要がなくなったという判断か。ネイティブ英語のほうがamazonらしいというポジショニング戦略なのだろうと思う。

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