アスクルnews|新たな防災用品「フェーズフリー認証商品」8/21販売開始
アスクル(株)(東京都江東区、吉岡晃社長)は、8月21日(水)、新しい防災の考え方である「フェーズフリー」に賛同し、EC事業者としては初めてフェーズフリーアクションパートナーとなった。
「フェーズフリー」とは、一般社団法人「フェーズフリー協会」によって提唱された防災の考え方だ。日常時(いつも)、非常時(もしも)などのフェーズ(社会の状態)に関わらず、適切な生活の質を確保しようという概念である。災害大国である日本においては、身のまわりにあるモノやサービスがいざという時にも役に立って身を守ることができなければならない。
アスクルが取り引き先の企業に対して2018年に行った「防災備蓄に関するアンケート」では、防災用品の備蓄をしている企業は全体の約4割に留まった。備蓄をしてないと答えた企業は、「収納・保管するスペースがない」ことをその理由として挙げた。
そこで、備蓄のためのスペースがなくても、災害時に何とかして会社やそこで働く人を守りたいというニーズに応えるために、「フェーズフリー」の考え方を取り入れて、メーカーとともに「フェーズフリー認証商品」の企画開発、販売を進めることとなった。
2019年8月発刊のカタログにおいて、フェーズフリー認証商品6アイテムを販売する。今回取り扱うアイテムは非常用として備蓄する防災用品ではなく、常用品として快適に使用しながら、非常時にも役に立つ商品だ。
•サンナップ「紙コップ メジャーメント」
日常時はおしゃれな紙コップだが、災害時には計量カップになる「目盛り付きデザイン紙コップ」。外側のデザインに「合」「カップ」「ml/cc」が印字されているので、災害時には手軽な計量カップとして使用できる。また、哺乳瓶の消毒が困難な場合でも紙コップのまま授乳できる。150ml(5オンス) 1セット(500個):2090円、205ml(7オンス) 1セット(800個):3984円
•スリーエム ジャパン「ポストイット® エクストリームノート」
驚きの強粘着性と耐水性のある素材であるため、凹凸のある場所や濡れている場所でも使用可能。非常時には、アラート情報を屋内外でもしっかり貼って伝達できるので、伝言メモとして活躍する。1冊45枚(76mm×76mm) 1パック(3冊入り):750円、1箱(12冊り):2856円
このほかにも、上・横向きでも濡れた紙でもしっかり書ける「加圧式油性ボールペン」、水に混ぜるだけの「スポーツドリンク(希釈タイプ)」、画鋲やテープなしで手軽に貼れて書き消しできる「静電気貼付式ホワイトボードシート」、蓄光材が消灯後に発光する「蓄光LED電球」などがある。