ユニクロnews|再生ポリエステル素材使用の「ドライEX」ゲームウエア開発

(株)ユニクロ(山口県山口市、柳井正会長兼社長)は、再生ポリエステル素材を採用した「ドライEX」使用のゲームウエアを、1月20日に開幕する「全豪オープンテニス2020」に参加するグローバルブランドアンバサダーの選手たちに着用させる。

ユニクロは東レとの協業で、回収ペットボトルから生まれたポリエステル繊維を使用した「ドライEX」を開発した。これは、同社のサステナビリティへの取り組みの一環だ。従来、困難とされた回収ペットボトルの混入異物の除去を、独自のフィルタリング技術によって可能にしたことで高品質の特殊繊維を生産できるようになった。そして「ドライEX」の特徴である高い吸汗速乾性はそのままに、スポーツウエアとしての着心地の良さを追求した。

ロジャー・フェデラー選手が「全豪オープンテニス2020」で着用し、錦織圭選手が今後の大会で着用予定の新作ゲームウエアのレプリカを、1月17日(金)からユニクロ一部店舗とオンラインストアで発売する。レプリカは、再生ポリエステルを使用したものではなく従来の「ドライEX」素材になる。

新作ウエアは、クリストフ・ルメール率いるユニクロのパリR&D センターのデザインチームとフェデラー・錦織両選手が協議を重ねて開発したデザインだ。


〈左の2着がロジャー・フェデラー選手モデル、右の2着が錦織圭選手モデル〉

両選手モデルともにサイズは XS~XXL で、税抜価格は2990円。

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