ファミマnews|フレイル対策「東京をおいしく元気に。」第2弾、10品目弁当など

(株)ファミリーマート(東京都港区、澤田貴司社長)は、「フレイル」の予防に役立つ食生活情報の発信を、3月17日(火)から都内のファミリーマート約2400店で実施する。東京都との共同規格である。

「フレイル」とは、高齢者が加齢や病気によって、心身・生活・社会的の3つの機能が徐々に低下して要介護状態に近づくことを意味する。

店舗では、東京都のアドバイスのもと、東京都内の加盟店の意見を聞いて開発した「10品目のいろどり弁当」(本体554円)の販売、店舗での専用販促物・ポスターの設置、リーフレットの配布を行う。

ファミリーマートは、東京都と「中食を通じた健康づくりの推進に関わる協定書」を2019年8月に締結した。高齢化に伴って高齢単身世帯が増え、弁当や惣菜等の中食を購入する割合が増加している。そこでファミリーマートと東京都は「東京をおいしく元気に。」を合言葉に、高齢者が中食を利用する時に、フレイルを予防する活動を始めた。そのために多様な食品摂取が可能な食環境を整備し、低栄養を防ぐ食生活について、広く普及啓発する。今回は昨2019年10月29日の第1弾に続く2度目の取り組みになる。

「10品目のいろどり弁当」は、主食・主菜・副菜に10食品群の食材すべてを使って、フレイル予防に役立つ「たんぱく質」も摂取できる。

また弁当や惣菜コーナーの20種類の商品に、使用食品群を表示した販促物を設置する。これは商品に使われている10食品群を表示した販促物で、商品に含まれる食品が一目でわかる。メニューの選択や組み合わせの参考としてもらう。

さらにフレイルの基礎知識や予防のための食事の工夫点、メニューの組み合わせ方法などをコンパクトにまとめたリーフレットや、ポスターを店内に設置して、情報発信していく。

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