イオンnews|リサイクル原料使用の買い物袋ディズニーデザイン2品目発売
イオン(株)(千葉県千葉市、吉田昭夫社長)は5月21日(金)、商品を流通する過程で発生する使用済み梱包用ストレッチフィルムを本体部分の原料に50%使用した「トップバリュ リサイクル原料を使った買い物袋 ディズニーデザイン」2品目を発売する。縦40cm(持ち手除く)×横27cm×マチ18cmのサイズで、本体価格50円(税込価格55円)と100円を切るお買い得価格だ。
全国の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」「ダイエー」 「まいばすけっと」「ミニストップ」など約5000店舗で扱う。
原料となるフィルムは、輸送時の破損防止や物流倉庫内で保管する際の積み上げによる荷崩れを防ぐために、商品自体に巻き付けて使用しているもの。これまで大半が廃棄処分されていた。フィルム自体は汚れや不純物が少なく、リサイクルに適している。イオンは物流センターなどで発生したフィルム約3トンを回収して、再生プラスチック化した樹脂ペットを素材に、買物袋として製品化した。
イオンは、2020年9月に「イオンプラスチック利用方針」を定め、脱炭素社会と資源循環型社会の実現に向けて、持続可能なプラスチック利用に取り組んでいる。「使い捨てプラスチックを減らす」「環境・社会に配慮した素材を使用する」といったの視点から、これまでリサイクル原料を使った買物袋やマイバッグ、バイオマス由来の原料を使用したフィルム包装など、環境配慮型商品の拡充を進めてきた。その一環になる。