成城石井news|創業95周年記念・2/25「瀬戸内レモン」使用の新商品を発売
(株)成城石井(神奈川県横浜市、原昭彦社長)は 2022年に創業95周年を迎えた。これを記念して“食”を通じて日本の“四季の魅力”を届ける「四季プロジェクト」を2月25日(金)から開始すると同時に、新商品を5品発売する。
「四季プロジェクト」では、四季折々の旬の食材を取り上げ、さまざまなレシピや商品として紹介する。第1弾となるのはハマノ果香園の「瀬戸内レモン」。
瀬戸内レモンは、降水量が少なく、晴れが多い気候の瀬戸内地方で栽培されている。レモン栽培に最適な環境下で育っているため、酸味がまろやかで甘味が強いことに加えて香りがよく、冬から初春にかけて黄色く色づき旬を迎える。
一つひとつ丁寧に育てられ、手摘みされた瀬戸内レモンは、輸入品のように防かび剤やワックスを使う必要がないので、皮のままでも食べられる。それに加えて、ほど良い酸っぱさと濃い甘みのある果汁が、まさにレモンの常識を変えるほどの味わいとなっている。
ハマノ果香園のレモンにはコクのある味わいがあり、皮まで無駄なく使用できることから、ホテルや飲食店に卸されてきた。しかし、長引くコロナ禍で、2021年は加工・外食向けを中心に2割ほど出荷が減少した。このような状況が続くなか、「瀬戸内レモンの本当においしい時期を知ってたくさんの人に食べてほしい」という生産者の想いを受け、成城石井が一括仕入れを実現させた。
熟れた果実をそのまま青果として味わうだけでなく、果汁・ジャム・ピールなどに加工して自家製商品に使用するなど、成城石井ならではの商品をラインナップする。
商品の概要は以下の通り。
•成城石井自家製 フレッシュ瀬戸内レモンで作ったパウンドケーキ 1070円(税込み、以下同じ)
瀬戸内レモンの風味を最大限引き出すため、生地に自家製瀬戸内レモンジャムを混ぜ込んだ。また、食べた瞬間にダイレクトに風味が伝わるようにケーキ表面にもジャムを塗っており、生地と表面の両方からレモンの爽やかな風味を味わうことができる。レモンが引き立つよう相性の良いラムを少量しみ込ませている。
•成城石井自家製 フレッシュ瀬戸内レモンで作ったはちみつジュレの練乳プリン 270円
自家製瀬戸内レモンジャムと相性の良い蜂蜜を使用したジュレを、練乳プリンの上にトッピングした。土台の練乳プリンは酸味の効いたレモンジャムに合うよう、通常の卵より甘味やコクが強い原料を使用している。
•成城石井自家製 フレッシュ瀬戸内レモンで作ったチーズクリーム大福 323円
瀬戸内レモンの香りが存分に楽しめるように、羽二重餅に自家製瀬戸内レモンジャムを練りこんだ。羽二重餅の中には、レモンジャムと相性のよいクリームチーズを入れた。クリームチーズはホイップフロマージュ(空気を含んだ軽い味わいのクリームチーズ)を使用することで口溶けがよくなるよう工夫した。
•成城石井自家製 瀬戸内レモンブリオッシュロール 323円
自家製瀬戸内レモンジャムの爽やかさを活かすために、バターと卵をふんだんに使用したブリオッシュ生地で巻き込んでつくった。焼きあがりにブランデーシロップをアクセントでしみ込ませている。トースターやレンジで温めると、さらに香り豊かな味わいになる。
•成城石井自家製 瀬戸内レモンウインナー 539円
瀬戸内レモンを皮や果汁を含め丸ごと使用した。レモンの皮は塩と砂糖で煮込むピール煮に加工し、果汁とともに生地に加え、爽やかな口当たりのウインナーに仕上げた。ウインナーは国産豚のウデ肉のみを使用し、挽き目を変えた2種類の挽肉を練り上げた。ウデ肉は肉の食感と脂を両方楽しめる部位で、ジューシーで歯応えがある。