イオン琉球news|農水一体型サステナブル陸上養殖で育てた「琉大ミーバイ」

イオン琉球(株)(沖縄県南風原町、大野惠司社長)は3月5日(土)から3月末まで、離島を除く県内イオン・イオンスタイル7店舗とマックスバリュ14店舗の21店舗で、産官学の連携により琉球大学が中城村養殖技術研究センターで養殖した「琉大ミーバイ」を発売する。販売する商品は琉大ミーバイ刺身(1パック本体価格598円)、琉大ミーバイ切身(100g当たり本体価格298円、琉大ミーバイ入り鮨8貫(本体価格698円)。

高級魚とされるミーバイ(ヤイトハタ)を、再生可能エネルギー利用を進めている陸上養殖施設で育てた。

「琉大ミーバイ」は、琉球大学チーム(竹村明洋教授)、佐敷中城漁業協同組合、そして民間企業が組織する一般社団法人「中城村養殖技術研究センター(NAICe)」が協業して生産された。NAICe では、魚を早く大きく育てる技術開発、再生可能エネルギーの利用方法、
県内で排出される動物性・植物性残渣(ざんさ)の餌への転換、そしてマイクロプラスチッ
クフリー飼育水開発などの研究を行っている。

また、農業と水産業の垣根を取り除いた資源循環システムの構築を目指し、養殖施設からの廃棄物や飼育水を植物の生産に利用する研究も進めている。これらの研究によって、省エネだけでなく県内のフードロス削減につながる無駄のない循環型の陸上養殖システムの実現が期待されている。

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