イオンリテールnews|イオンオリジナルのシステムキッチン3種類を新発売
イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は、顧客の食のスタイルに合わせて提案するイオンオリジナルのシステムキッチン3種類を発売する。「イオン」「イオンスタイル」約150店舗の「イオン 住まいのリフォーム」と WEBサイト「イオン 住まいのリフォーム」において 3月29日(火)から順次、販売を開始する。
新しい生活様式が定着して在宅勤務や家族と過ごす時間が増え、リフォーム市場はより快適な生活や空間の質を上げる手段の一つとして需要が高まっている。特にキッチンのリフォームは人気で、イオンリテールの21年度の売上高も前年比約130%と伸長している。
こうしたなか、「忙しい生活の時短を支える空間」から「家族で手づくりを楽しむコミュニケーションの場」まで、さまざまな需要に応えるべく「たまにつくる」「毎日つくる」「料理を楽しむ」といった3つの切り口から、顧客一人ひとりのキッチン空間を提案する商品を企画・開発した。
商品の概要は以下の通り。いずれも配送料、設置工事費、加熱機器・オプション小物の代金は価格に含まれない。
•「FRECO(フレコ)」 (フリーコーディネートを意味する造語)
価格は税抜き(以下同じ)で18万8000円・19万8000円。扉材のカラーは4色。
特長は3つ。
1つ目は、中央のオープンスペースを自由にコーディネートできるので、組み合わせ次第で使い勝手も、見た目も大きく変化させられること。
2つ目は、従来のキッチンの概念から脱却し、加熱調理以外では使用しない加熱機器を非搭載にしたこと。ワークトップは広い作業スペースにもなる。
3つ目は、中央スペースにコンセント(100V)を標準装備したこと。炊飯器などの調理家電を置くことができる。
•「AYULI(アユリ)」(AS YOU LIKE[あなたのお好きなように]を組み合わせた造語)
価格は32万8000円~125万3000円。キャビネットの形状はベーシックタイプとフロアスライドタイプの2種類。ワークトップは3バリエーション、扉は4グレードで計25色の展開。別売りでカップボードも販売しており、キッチンとのコーディネートできる。
特長は3つ。
1つ目は、高さも幅も1cm単位でサイズオーダーできること。すき間にもぴったり収まるように注文できるので、デッドスペースが生まれない。また、顧客の伸長に合わせて高さを80cm~90cmの間で1cm単位から調整して注文できる。
2つ目は、家事のスタイルに合わせてカスタマイズできること。スタンダードタイプとセパレートタイプの2つのワークスペースを選択できる。
3つ目は、収納に便利な引き出しや100Vコンセントを共通装備したこと。
•「YINOX(イノックス)」(ヨーロッパでステンレスを意味するINOXを起源とする造語)
価格は72万8000円~166万3000円。ウォールタイプ・ペニンシュラタイプ・アイランドタイプの3タイプ。扉は3グレードで14色の展開。
特長は2つ。
1つ目は、ボディ全てにステンレスボディを採用したこと。ステンレスは耐食性に優れ、カビやニオイをよせつけず、手入れもしやく、高温多湿の日本の気候に適している。
2つ目は、オプション追加で多彩なアレンジができること。魚や野菜の下ごしらえに便利なアンダープレートを標準装備している。さらにオプション追加することで多彩なパーツを組み合わせることができる。例えばシンクの一部を作業スペースに拡張できる穴あきプレートなど。
イオンリテールは、2006年にリフォーム事業「イオン 住まいのリフォーム」を立ち上げた。イオングループの金融サービス部門から資金計画を提案することもできる。現在約150店舗で展開している。