イオンリテールnews| 「ASC認証 愛媛県産真鯛(養殖)」約350店舗で販売
イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は、6月3日(金)~5日(日)の3日間、「イオン」「イオンスタイル」など約350店舗の店頭とネットスーパー拠点230店舗で、AIを活用して育てた「 ASC認証 愛媛県産真鯛(養殖)」を販売する。
イオンリテールでは、グループの「イオン持続可能な調達方針」に基づいて、グローバル認証を取得したサステナブルシーフードを国内最大級の品揃えで展開している。6月の環境月間にあわせて、養殖真鯛の生産量日本一を誇る愛媛県から、真鯛として世界初のASC認証を取得(2020年6月取得)した真鯛1万尾を用意して販売する。
「ASC認証 愛媛県産真鯛(養殖)」は、生け簀内の密度を下げ、海のコンディションも定期的に調査するなど、ストレスの少ない環境で育てられている。また、これまで人の手で一日何回も行わなければならなかった餌やりは、スマートフォンなどの端末からの設定でAI管理できる「スマート給餌機」に変更して養殖した。これによって、食べきれなかった餌による海洋への影響が抑えられ、魚体ごとにムラの少ない安定した品質が実現されている。
販売するのは、一般的に出荷に最適なタイミングといわれる養殖期間2年目の2022年産真鯛。近畿では、歯ごたえのある食感が好まれるため、活魚車で生きたまま大阪市場に輸送し、 出荷当日に朝〆した状態で納品する。一方、その他の地域では、産地で活〆することで鮮度を維持したまま、ほど良い食感の状態で納品するなど、地域の好みに合わせた商品を用意する。