イオンリテールnews｜天然素材｢カポック｣を混紡した商品12種類を7/28発売

イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は、イオンのエシカルブランド「SELF＋SERVICE(セルフ＋サービス)」から “木になる綿” として注目の “カポック” を混紡したワンピースやブラウスなど、全12種類を発売する。｢イオン」｢イオンスタイル」など405店舗とイオンの公式通販「イオンスタイルオンライン」で7月28日(木)から順次販売する。

カポックは熱帯地域を中心にアジア、アフリカ、アメリカなどに広く自生する植物。実の中にある種の周りから綿が採取でき、樹木を伐採する必要がないため環境負荷が小さく、森林保全につながる。また、2～3年で収穫につながり、繰り返し採取できるため生育地域住民の収入源として期待されている。

カポック繊維は中空率が約80%で、綿の約8分の1と非常に軽い。また、寒いときには湿気を吸収して発熱するため暖かく、暑いときには湿気を放出して涼しくする特性がある。中空率とは繊維や糸において、空洞や隙間が占める割合のこと。

カポックはこれまで中綿として使用されることはあったものの、繊維製品として利用されることはなかった。｢セルフ＋サービス」ではコットンと混紡し、織物として使用する。

第1弾として発売されるのは全12種類で、価格は3880円～5800円(本体価格)。商品の概要は以下の通り。
•綿カポック羽織シャツ

トレンドのボリュームと丈があり、パンツにもスカートにもすっきりと合わせられるカジュアルシャツ。柔らかく仕上げたオックス生地を使用している。前開きなので羽織としても活用できる。カラーはオフベージュ、マスタードの2色、サイズはＭ～XL、価格は4880円。

•綿カポックタックパンツ

ウエストタックで腰回りをスッキリさせ、太ももから下はカポックの軽さを生かしてゆったりさせた。ワンピースやチュニックとコーディネートしても着まわせる。カラーはオフベージュ、マスタードの2色、サイズはＭ～XL、価格は3880円。

•綿カポックシャーリングネックチュニック (8月中旬発売予定)

首元のシャーリングとリボンがポイントの前開きチュニック。前後の丈差がトレンドのポイントとなっている。コーディネートの幅を広げられるようチェック柄と無地を展開する。麻のシャリ感とカポックの軽さでナチュラルな雰囲気を醸し出す。カラーはレンガ、ネイビーチェックの2色、サイズはＭ～XL、価格は4880円。