イオン九州news|大分県産有機じゃがいも使用の「ポテトチップス」限定発売

イオン九州(株)(福岡市博多区、柴田祐司社長)と、イオンアグリ創造(株)、カルビー(株)は7月25日(月)から、それぞれの事業分野で連携し、今年で3年目となる「大分県産有機じゃがいもを使用したポテトチップス うすしお味」を限定販売している。

販売店舗はイオン九州とイオンリテール(株)近畿カンパニーの「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」295店舗(九州216店舗・近畿79店舗)と「イオン九州オンライン」。1袋75gで価格は248円(税抜き)。

このプロジェクトは持続可能な方法で生産された作物を商品化することで、「環境に配慮した商品をより身近に消費者へ届けたい」というイオン九州の提案に対して、イオンアグリ創造からは有機JAS認証の大分九重農場で原料となるじゃがいもの栽培で、カルビーからは商品化でそれぞれに協力を得てスタートした。

2016年から土作りなど土壌作りをスタートし、2017年から2018年に試験栽培を実施した。商品化3年目となる今年は、有機栽培に加え、「食品リサイクルループ」のしくみで生み出された環境にやさしい堆肥を使用し、よりサステナブルな取り組みをプラスした。

資源循環型社会を目指す「食品リサイクルループ」とは、イオン九州の大分県内の「イオン」「マックスバリュ」14店舗から出た食品廃棄物を(株)環境整備産業(大分市)が回収・堆肥化し、イオンアグリ創造の農場でその堆肥を使用して農作物を栽培し、収穫された農作物をイオン九州の店舗で販売するという取り組みだ。

この取り組みは2021年5月に農林水産大臣・環境大臣・経済産業大臣より食品循環資源の再生利用事業計画(食品リサイクルループ)として大分県で初めて認定されている。

「食品リサイクルループ」から生まれた堆肥をイオンアグリ創造大分九重農場の土に追加し、2022年3月に苗植え、7月上旬に収穫された有機栽培じゃがいも約15トンを、カルビー鹿児島工場で商品化した。

昨年に引き続き、今年もじゃがいも本来の味を感じられるように、シンプルな“塩のみ”の味付けに仕上げている。

関連カテゴリー

新商品 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧