イオンリテールnews|北海道産「オーガニックとうもろこし」関東15店舗で販売
イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は、8月27日(土)から9月中旬まで、東京、埼玉、千葉、神奈川の「イオン」「イオンスタイル」の内15店舗で、北海道十勝で有機農産物を中心に生産する小笠原農園の「オーガニックとうもろこし」を販売する。
イオンリテールは自然・生態系・社会と調和のとれた、持続可能な農産物販売のため、有機農産物の取り扱いを推進している。また近年増々高まる環境配慮意識に対応し、全国の産地の有機農産物コーナーを展開している。こうしたなか、より鮮度が良い農産物を提供するため、2007年からイオンと業務提携を結んでいる日本航空(JAL)と、航空便を通じて国内外の食品を調達するJALUXと連携し、全国の産地から航空便で旬の農産物を輸送する取り組みを開始する。第1弾として、北海道十勝の小笠原農園より、今が旬の「オーガニックとうもろこし」を提供する。
「オーガニックとうもろこし」のポイントは次の通り。
とうもろこしは多くの肥料を必要とするため、有機農法での栽培が難しいといわれている。十勝の幕別町で有機農産物を中心に生産する小笠原農園では「極力農薬を使用せず、環境にやさしい農業をしたい」との思いから、米ぬかや油かすなどの有機肥料に、土や籾殻を加えて発酵させた「ぼかし肥料」、自然由来の農薬を使用している。
小笠原農園 小笠原保さん
品種はみずみずしくフルーツのように爽やかな甘さが特長の「ミルキースイーツ」。有機農法での土づくりと自然な栽培環境により、土壌に含まれる栄養素をしっかり取り込み、とうもろこし本来の甘みや風味を強く感じることができる。とうもろこしが最も甘みを蓄える早朝の涼しいうちに収穫し、低温を保った状態で配送することで、もぎたてのおいしさを提供する。
JAL・JALUXと連携し、陸送では5日かかる配送期間が、航空便を使用することで2日早く店舗に納品することができる。