ワークマンnews|トレッキング市場に今秋本格参入/6点セット9240円で提供
(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は、2022年からトレッキング/ハイキングの製品ラインを拡充して、トレッキング市場に本格的に参入する。
トレッキング/ハイキング用ジャケットと本格派ハイクシューズの大型の新製品を投入する。シューズを含むワークマンのトレッキング6点セットは税込9240円と、圧倒的なコスパで提供する。
ワークマンは「価格据え置き宣言」でPB製品の値上げをしないが、今期は増収減益となる見通し。そこでトレッキング市場でシェア拡大に向けて攻勢をかける。
ワークマンは従来、アウトドアの最重点はキャンプ市場だった。今春参入した「キャンプギア」は好調で、1年目で40億円の売上げになる。ただし、キャンプブームはピークを迎えていると判断。
次の重点分野を、参加人口がキャンプの2倍以上いるトレッキング/ハイキング用のウェアとシューズに定める。
秋の新製品では、9月中旬から発売開始予定の「トレッキングベンチレーションジャケット」(税込1900円)。初年度としては強気の5.2万着を生産する。また10月中旬発売予定の撥水機能付き「アクティブハイクサミットハンター」(税込2900円)は、トレッキングシューズだがタウンユースも多いため初年度から40万足を生産する。