オイシックスnews|「Upcycle by Oisix」初コラボ/チョーヤ梅酒の梅を商品化
オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)は、フードロス解決型ブランド「Upcycle by Oisix」初の企業コラボ商品、「梅酒から生まれた しっとりドライフルーツ(仮)」を2023年1月から販売開始する。
同商品はチョーヤ梅酒(株)と共同開発したアップサイクル商品である。この取り組みによって、フードロス削減活動の対象を同社のサプライチェーンだけでなく、他社や他団体の原料廃棄の課題解決にも乗り出す。
チョーヤ梅酒では紀州産を中心に国産梅を100%使用した梅酒を製造している。これまでも梅酒に漬けた後の梅は製品に入れたり、そのまま販売していていたが、製品化できなかった余剰の梅は、家畜の飼料や畑の肥料となっていた。
そこでUpcycle by Oisixは、梅酒に使用した後の梅を産地で再び買い戻し、生産者が自らドライフルーツに加工することを提案した。産地での雇用を確保しながら事業化することで、生産者の収入やモチベーションが向上し、フードロス削減も実現した。