マイボイスnews|第10回ネットスーパーに関する調査/利用者は2割強
マイボイスコム(株)(東京都千代田区、高井和久社長)が、10回目となる「ネットスーパー」に関するインターネット調査を実施した。10月1日~10月5日にMyVoiceのアンケートモニターに対して行われ、回答者数は9842人だった。
このアンケートで明らかになったことは二つ。
一つは、ネットスーパーの利用経験は2割強、現在利用は1割強。現在利用者のうち、週1回以上利用する人は1割強、月1回以上は5割強だったこと。
もう一つは、ネットスーパー利用時の重視点は、「品揃えの充実度」が利用経験者の5割、「送料の安さ」が4割強、「商品の価格」「品質の良さ」「配送の確実さ」が各30%台だったこと。
•ネットスーパーの利用経験
ネットスーパーの利用経験者は2割強。現在利用している人は1割強、「定期的に利用している」が3.2%、「不定期だが利用している」が7.9%となっている。
•ネットスーパーの利用理由
ネットスーパーの利用理由は(複数回答)、「重いもの・かさばるものを届けてくれるため」が利用経験者の49.9%、「買物時間を節約できるため」「外出したくないときに便利なため」が各3割となっている。「外出できない・しづらいため」は女性30と40代、「重いもの・かさばるものを届けてくれるため」は女性高年代層で高くなっている。「買物時間を節約できるため」は、若年層に高い傾向がある。
•ネットスーパー利用時の重視点
ネットスーパー利用時の重視点は(複数回答)、「品揃えの充実度」が利用経験者の50.1%、「送料の安さ」が42.9%、「商品の価格」「品質の良さ」「配送の確実さ」が各30%台となっている。「注文のしやすさ、手順のわかりやすさ」「サイトの見やすさ・わかりやすさ」は女性や高年代層、楽天西友ネットスーパー主利用者では「商品の価格」「送料の安さ」が高くなっている。
•ネットスーパーの利用頻度
ネットスーパーを現在利用している人の直近1年間の利用頻度は、「月に数回程度」「2~3カ月に1回程度」がボリュームゾーン。週1回以上の利用者は1割強で、30代で高くなっている。月1回以上の利用者は5割強となっている。
•ネットスーパーの利用意向
ネットスーパーの利用意向者は、「非常に利用したい」「まあ利用したい」を合わせて2割強。男性2割弱、女性3割弱となっている。現在利用している人では8~9割、利用中止者では3割、利用未経験者では1割強だ。
「ネットスーパーの不満点・改善してほしい点」についての回答者のコメントでは、
•実店舗で使えるクーポンがネットスーパーでも使えるようにしてほしい。(男性20歳)
•決済方法が少なく、交通系ICカードやPayPay等に対応していない。(男性37歳)
•アクセスが集中してフリーズしたり、カード決済時にエラーになったりするなどの不具合が時々あって注文出来ないことがあった。(男性63歳)
•ネットスーパーについて調べたことがないのでよく知らない。地方は選択肢が少ないんだろうなという諦めもある。(女性28歳)
•高齢者や妊婦は送料無料などのサービスをやっているスーパーがあるが、一定金額利用している人にも無料にしてほしい。(女性27歳)
•利用したことのある人から、かなりの過剰包装だったと聞いた。クレーム対策だと思われるが、簡易包装でもよいか、希望を選択できればいいのではと思った。(女性30歳)
•わたしが利用したお店だけなのかもしれないが、購入した商品を一点一点配達の人と確認しながら受け渡しをしていたため、正確さは大事だとは思うがわたしには合わないなと感じた。確認するもっと別な方法があれば利用しやすいと思う。(女性47歳)
•いつも在宅しているとは限らない。受け取るためのストレスが嫌い。(女性75歳)
などがあった。