ワークマンnews|春夏向けアウター&シューズ展開拡大/ターゲットは女性層
(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は2023年春夏アイテムの展開を加速化している。カジュアル、ビジネス、レジャーなどのシーンに対応できるアイテムをトップス、ボトムス、シューズカテゴリーでの品揃えを拡大。
また「機能と価格」の打ち出しに加え、女性向けを意識した「デザイン」の訴求強化が目立っている。
「シーンレスシリーズ」ではブラウス、ノースリーブ、パンツ5アイテムを2月中旬より順次全国の店舗で発売する。
この「シーンレスシリーズ」は同社の開発素材で吸汗速乾性の高いSOLOTEX®を使用したもので2022年にTシャツとパンツの2アイテムを販売し、合計で11万点を販売するヒット商品となった。新たに5アイテムが加わったことで、さらに場面や場所を選ばず、またオフィスにおいては季節や環境にあわせて選べるようにブラウスからノースリーブタイプまでのラインアップとなった。
また、カジュアルにも着まわせるようにデザインやシルエットにこだわっている。パンツは昨年モデルから撥水加工を加えさらに改良を加え、通気性も向上させたモデルも登場させる。女性客の大半は機能でなくデザイン性や着心地で選ぶ傾向を反映させた。
トランスフォームジャケットシリーズの2023年バージョンを2月初旬より全店で順次発売を開始している。トランスフォームジャケットシリーズはポケッタブル機能を利用してバッグに変身する画期的なアイテムで、2022年には8万点を販売したヒット商品となった。
2023年バージョンでは「トランスフォームマウンテンパーカー」も投入。春らしい新色も加え、旅行やちょっとした外出などの普段使いに最適なコーディネートを提案する。
シューズでは「アスレシューズハイバウンスオーバードライブ レディースサイズ」と通勤シーンでも使える「ハイバウンスWALK」を発売する。累計販売数200万足を突破した「ハイバウンス」シリーズからの新商品となる。
一般向けシューズはワークマンの女性向けカテゴリーではウェアについで伸長していて、長時間履き続けても疲れにくい作業靴開発のノウハウを活用した一般向けとしてアスレシューズの展開をしてきた。
今回はアスレシューズハイバウンスのDNAを付け継いだ2アイテムと、新たにウォーキングやジョギングを始めたい人にも使えるスニーカー系3アイテムを展開する。