イオンnews|「トップバリュ モッタイナイお魚シリーズ」4/6発売

イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は、4月6日(木)、加工しづらいサイズや、意図せずに漁獲した等の理由で廃棄されやすい魚“低利用魚”をおいしく食べられるように工夫した「トップバリュ モッタイナイお魚シリーズ」の第1弾として、焼くだけ簡単ラクラクさかな5品目を新発売する。価格は2切れで本体価格398円。「イオン」「イオンスタイル」360店舗で販売する。

低利用魚は漁獲しても、商品化されずに多くは廃棄されてしまうことから、近年はせっかく獲れた魚がもったいないと問題になり、食用として有効活用する取り組みが広がっている。

こうしたなかイオンでは、低利用魚の消費を促進するために、味付けを工夫し、焼くだけでおいしく食べられる商品を企画・開発した。さらに国産魚を販売することで、水産物の自給率の向上や日本漁業を守ることにも繋げていく。

「モッタイナイお魚シリーズ」 焼くだけ簡単ラクラクさかなの特長は3つ。

1つ目は、低利用魚を継続して商品化できる取り組みであること。低利用魚はまとまった量が獲れないため、商品化する上では調達が課題となる。イオンは、国内の大手水産会社と協働することで、今回は、めだい・しいら・ほっけの3魚種で原料を確保し、商品化を実現した。今後も協働しながら、他魚種の商品化に取り組んでいく。

2つ目は、 焼くだけで簡単な時短調理商品であること。魚を食べない理由として主に「調理が面倒」「調理方法を知らない」が挙げられる。同商品は味付け済の切り身のため解凍して焼くだけで食べられる。また、マイナス5度の冷凍保存で賞味期限30日なので食品廃棄を減らす。

3つ目は、味付けへの工夫。低利用魚はふっくら感や脂のりのばらつきが発生するが、調味料会社と協働し、味付けを工夫している。最初に魚の旨味を外に出さない下処理をし、オイルソースでしっとり感、柔らかさを実現した。さらにオイルベースの調味料により、油不要で焼くことができる。

めだいは、金目鯛を優先的に漁獲している船で、合わせて獲れる“みなみくろめだい”を使用している。

●トップバリュ 国産めだいのバジルソース

●トップバリュ 国産めだいのねぎ塩ソース

しいらは、一部の地域では食されていたものの、全国では知名度が低かった。

●トップバリュ 国産しいらのレモンペッパー

ほっけは、傷ありや、干物などに向かない小型サイズを使用している。

●トップバリュ 国産ほっけのレモンペッパー

●トップバリュ 国産ほっけのバジルソース

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