良品計画news|マニラ麻を無駄なく使った収納用品、数量限定発売

(株)良品計画(東京都豊島区、堂前宣夫社長)は、マニラ麻の茎を無駄なく活用した、アバカ材のバスケット8アイテム、ルピス材のバスケット2アイテム、バクバク材のバスケット6アイテムを、5月18日および6月15日から全国の無印良品とネットストアで数量限定で発売する。価格は1990円から3990円(税込み)。

同社は、ESGのトップランナーとして、誕生から40年間かわらないESG視点にさらに磨きをかけることを目指し、資源を無駄なく有効活用したものづくりを進めている。今回、マニラ麻の茎から採れる3種の繊維 アバカ、ルピス、バクバクに着目した。

マニラ麻は、主にフィリピン南部が原産の植物で、苗を植え付けてから3年で収穫できる。さらに一度植えると伐採後も切株から芽が成長するので、安定して生育する持続可能な資源だ。茎の各部分がそれぞれ違った繊維の特性を持ち、部位によって色や太さ、名称や使い道も変わる。色は内側から外側に向かい白から黒褐色へとだんだん濃くなる。繊維の太さは内側が細く、外側に向かい太くなっていく。

アバカ材、ルピス材、バクバク材の特徴は次の通り。

●アバカ材

茎の中心に近い部分のアバカは柔軟かつ強靭で水にも強い。肌当りも比較的柔らかいため、バッグや帽子などに使用されることも多い。

●ルピス材

アバカの外側のルピスはナチュラル色で丈夫なのが特徴だ。アバカに比べて硬いため、バッグや収納ボックスに向いている。アバカやバクバクに比べ1本のマニラ麻から採れる量が少ないため商品構成としても少なくなっている。

●バクバク材

マニラ麻の表皮部分のバクバクは繊維が硬くて太く、色が濃い。型崩れしにくいため比較的重いものを収納するバスケットや鉢カバーなどに向いている。

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