イオンリテールnews|家事をシェアする「暮らしの総合サービス」を開始

イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は、9月1日付でイオンディライト(株)が保有するアクティア(株)(東京都中央区、牧和男社長)の全株式を取得し、子会社化した。

昨今、共働き世帯の増加に伴い、家事代行サービスの市場規模は増加傾向にある。今回、イオンリテールは、その分野の運営ノウハウを有するアクティアを子会社化し、住まいと暮らしの困りごとについて、家事をシェアすることで解決する「暮らしの総合サービス」を提供する。

「暮らしの総合サービス」は、「ハウスクリーニング」、「家事代行」、「住まいの御用聞き」の3つのサービスから成り立っており、顧客と家事をシェアすることで、顧客のさまざまな住まいと暮らしの困りごとを解決する。

このサービスでは、顧客に「暮らしの総合サービス」の内容を可視化してわかりやすく伝えていく。たとえば、クローゼットを模した収納スペース近くでは、整理収納の流れを、トイレや浴室の展示の横では、清掃の技術を、映像で説明する。また、エアコンの実機を設置して、マイクロファイバーカメラで内部の汚れを確認できる。

イオンリテールでは、このサービスを、東京都品川区の「イオンスタイル品川シーサイド」に初導入し、2025年までには30店舗に順次展開する計画だ。これにより、サービス事業と小売を繋げて新たなバリューチェーンを構築していくことを目指す。

関連カテゴリー

新商品 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧