セブン&アイnews|MEL認証「完全養殖ぶり」をヨーカドー含む120店舗で販売
(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は4月8日(月)から、グループ共通のプライベートブランド「セブンプレミアムフレッシュ」で初のMEL認証を取得した「完全養殖ぶり」を、全国のイトーヨーカドー、ヨークなど合計約120店舗で順次発売する。
「セブンプレミアム フレッシュ MEL認証 顔が見えるお魚 熊本県産 平山さんが育てたぶり」として、切身100g当り本体価格358円、刺身用100g当り本体価格498円で販売する。
MEL認証は日本発の水産エコラベル認証制度だ。水産資源の持続性と環境に配慮している事業者(漁業・養殖業)を第三者が審査し認証するもの。その水産物を使用して流通・加工する事業者も認証を必要とし、それらを経て水産物にMELロゴマークを付与して販売できる。
MEL認証は国際規格に準拠した水産物の認証制度であり、セブン&アイグループのイトーヨーカ堂、ヨークベニマル、ヨークの3社が取得している。セブン&アイグループは環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」を2019年に制定して、持続可能な調達を推進している。
イトーヨーカ堂では、その一環として2020年4月にMEL認証を取得し、オリジナルブランド商品「顔が見えるお魚。」のぶり、かんぱち、真鯛、平目などMELマークを付与した商品を販売してきた。発売する完全養殖ぶりは天然資源に依存することなく、人工孵化から成魚まで養殖で育てている。