コメリnews|「杉エコシリーズ」が「ウッドデザイン賞2024」受賞
(株)コメリ(新潟県新潟市、捧雄一郎社長)の節目を生かした木材「杉エコシリーズ」が、一般社団法人日本ウッドデザイン協会が主催する「ウッドデザイン賞2024」を受賞した。 コメリのウッドデザイン賞受賞は3年連続となる。
コメリでは国産材を使用したオリジナル商品の販売を拡大している。国産材の利用を積極的に行うことで国内林業の活性化や木材自給率の向上、 地球温暖化対策に取り組んできた。とくに国産材を住宅や家具などに有効活用できるような内装材、DIY材の開発を進めていて、国内の木材メーカーと協力して炭素の固定化に努めている。
受賞した「杉エコシリーズ」は四国産の木材を100%活用した壁材、床材で、木材加工の過程で本来は使われない節材をあえて活用することで、歩留まり率を上げ、杉1本当たり約20%の木材ロス削減につなげている。また、丸太の伐採から製材、加工を国内産地で行い、集荷、流通、販売をコメリのチェーン物流を活用することで、CO2排出量削減と低価格商品の提供に努めている。「杉エコシリーズ」は、これまで欠点とされていた節材を天然木のもつ表情ととらえた、エコロジーでエコノミーな商品として訴求され、人気を得ている。