ベイシアnews|近畿大とニチレイフーズ開発「アセロラ真鯛®」6/27限定発売

(株)ベイシア(群馬県前橋市、相木孝仁社長)は、近畿大学(大阪府東大阪市)と、アセロラ事業を手掛ける大手食品メーカーの(株)ニチレイフーズ(東京都中央区)が共同開発した「アセロラ真鯛®」を、6月27日(金)から期間・数量限定で発売する。販売する店舗は、ベイシア全店舗(津田沼ビート店、新座店、青梅店、ベイシアマート、オトナリマートを除く)。

近畿大学は、長年マダイの選抜育種について研究しており、マダイ人工種苗(稚魚)の生産シェアは国内最大だ。一方、ニチレイフーズはアセロラ商品を生産・供給しているが、その際に搾りかすが副産物になっていた。この搾りかすにはアントシアニン系のポリフェノールと天然ビタミンC・Eが多量に含まれており、これを養殖魚の食味と色の改善に役立てようと、2018年から近畿大学と共同研究を開始した。

アセロラ副産物の供給体制を築き、飼料メーカーの協力を得て、配合飼料の製造体制を構築。さらに、養殖生産者と連携し、アセロラ副産物を通常のおよそ10倍量を含んだ配合飼料を給餌した「アセロラ真鯛®」が誕生した。

「アセロラ真鯛®」の特徴は、アセロラの抗酸化機能による品質保持効果で、他の養殖マダイに比べ、生臭さが極限まで抑えられているうえに、旨味が強く感じられる。

商品は、寿司(5貫)で538円(税込価格、以下同)、お造り(5切)は430円、サク(100gあたり)は646円での販売となる。「アセロラ真鯛®」は、(株)食縁フードテック(和歌山県新宮市)が加工・販売する。

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