いなげやnews|6/25日付組織改編と人事異動/2本部から4本部体制へ
(株)いなげや(東京都立川市、本杉吉員社長)は6月25日(木)に組織変更を行う。グループの新中期経営計画を実行するうえで、役割と責任を明確化し、迅速な意思決定により、業務執行を円滑に推進するためだ。
(1) 現状の2本部体制から4本部体制(グループ経営企画本部・営業企画本部・営業本部・管理本部)に変更する。
・4本部にそれぞれ取締役を本部長として配置し、配下部署のマネジメントと政策推進を実行する。
・「営業企画本部」を新設し、営業政策の実行と、スピーディな業務推進を図る。
・「管理本部」を新設し、グループ経営企画本部配下にあった財務部と人事部、総務部を配下とすることで、管理セクションの業務効率化を図る。
・「グループ経営企画本部」は、グループ経営を推進するため、ガバナンス体制の強化と、出店戦略、EC事業、カード戦略、サプライチェーン、情報システムなどで、グループシナジーの具現化を図る。
(2)4本部体制への変更に伴い、最適な組織体制に向けて組織の新設・移管等を行う。
・「グループ経営企画本部」配下に「グループ事業戦略部」を新設し、現状の各種事業の見直しや、グループ全体のサプライチェーン再構築、新たなビジネスモデルの研究・開発などを担う。
・店舗開発部と店舗建設部を「グループ経営企画本部」配下に移管する。
・「グループ経営企画本部」配下の経営企画室を「経営企画部」に名称変更する。
・「営業本部」配下の営業企画部を「営業企画本部」配下に移管する。
・「営業本部」配下の販売促進部を廃止し、業務を「営業企画部」に移管する。
・「営業本部」配下の物流部を「物流運営部」に名称変更する。
・「SDGs推進委員会」を新設し、グループビジョン「“地域のお役立ち業”として社会に貢献する」の実現に積極的に取り組む。
3)店舗運営体制を、「売上規模別」から、オペレーションや販売計画といった「店舗タイプ
別」に移行する。
・「CSM(コンパクトスーパーマーケット)販売部」は、「オペレーション推進強化型」と位置づけ、ローコストオペレーションを推進し、収益の改善を図る。
・「SM(スーパーマーケット)販売部」は、「SM標準型」と位置づけ、いなげやとしての基本的な販売計画を実施し、恒常的な収益の確保を図る。
・「SSM(スーパーコンパクトスーパーマーケット)販売部」は、「戦略強化型」と位置づけ、地域一番店になる販売計画を実施し、収益の最大化を図る。
4)グループ全体のガバナンスを強化する組織体制とする
・「監査室」を代表取締役の直轄とし、ガバナンス体制の強化を図る。
・「リスク管理委員会」を常設の組織として設置する。
・「品質管理室」を営業本部配下から独立させ、グループ全体を所管する。
また同日付で人事異動も行われる。
*本記事は企業ニュースリリースをもとに作成している。