PPIHnews|グループの新たな柱として「金融事業」子会社を設立
(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長、PPIH)は9月10日(金)、金融事業推進のための新設子会社「株式会社パン・パシフィック・インターナショナルフィナンシャルサービス(PPIF)」を設立した。2020年2月に発表をしたパッション2030の達成に向けた戦略を加速させるために、新たな柱として「金融事業」の強化していく。
PPIHは2019年1月にユニー(株)を100%子会社化し、同時にクレジットカード事業を運営する(株)UCSの事業も承継し、この2年半の間、UCSを中心に金融事業を推進してきた。クレジットカード会員は約300万人を有している。また2014年3月に開始したオリジナル電子マネー「majica(マジカ)」はアプリ会員が約750万人に達している。
PPIFの設立は、majicaと連動した金融事業推進の体制構築およびパートナーとの連携、アプリと連携したクレジット事業の戦略の策定、デジタル給与払いやその他金融事業への展開を視野に入れたもの。今後、金融事業持株会社のPPIFとUCSを中心とした「金融事業」という新たな戦略上の柱を据え、クレジットカード会員・アプリ会員の顧客ベースをさらに拡大して、リテールに次ぐ成長のエンジンとしていく。
■(株)パン・パシフィック・インターナショナルフィナンシャルサービス
所在地/東京都目黒区青葉台二丁目19番10号
代表者/代表取締役社長 岩淵功太郎
代表取締役COO 北村隆幸
資本金/1億円
設立日/2021年9月10日
出資比率/PPIH100%
■岩淵功太郎氏略歴
2012年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
2012年 伊藤忠商事(株)入社
2021年 (株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス金融事業準備室責任者(現任)、(株)カイバラボ取締役(現任)
■北村隆幸氏略歴
1996年 早稲田大学政治経済学部卒業
1996年 (株)JCB入社
2021年 (株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス金融事業準備室副責任者(現任)