東急ストアnews｜3/1付の組織変更でMD政策強化/人事異動

(株)東急ストア(東京都目黒区、大堀左千夫社長)は3月1日付けでの組織の一部変更と役員の異動を行った。

今回の組織改正は、中期経営計画の最終年度にあたりマーケティング戦略およびＭＤ戦略の一体化によるさらなるＭＤ改革の推進とＤＸ推進の加速を図るとともに、スーパーマーケット事業とステーションリテール事業の融和による、効率的な組織運営を行うことを目的とする。

（１）ＭＤ政策のさらなる強化を図るため、デジタルマーケティング部の「店舗戦略」は「ＭＤ企画部」に移管した上で「マーケティング」に改称する。またデジタルマーケティング部は「ＤＸ戦略部」 に、ＤＸ推進は「ＤＸ戦略」にそれぞれ改称する。あわせてＭＤ企画部の販促企画は「販売促進」に改称する。

（２）合併効果の最大化を図るため、ＳＲ営業部の「構内」は「ＭＤ企画部」に移管した上で「サーキット」に改称し、ＭＤ政策所管の「サーキットに関する業務」を移管する。また、ＳＲ営業部のｔｏｋｓ運営・自販機を「ｔｏｋｓ運営」と「自販機運営」に分割する。グロサリー食品部所管の「自販機」に関する業務をＳＲ営業部の「自販機運営」に移管する。

＜改正業務組織表(2023年3月1日付)＞

また同日付けで、落合和彦執行役員は「執行役員 経営統括室 副室長 兼 人材戦略部長」、黒川健介執行役員は「執行役員 営業本部 ＭＤ企画部長」、小林賢治執行役員は「執行役員 商品統括室 グロサリー食品部長」と、それぞれ管掌業務が変更となる。

さらに新しく吉田亮氏が執行役員に就任し、「執行役員 営業本部 ＤＸ戦略部長」となる。

一方、金子智明執行役員は退任し、(株)八社会に出向する。