カネ美食品news|3/1付組織変更/ドンキ、ピアゴなどフォーマット別運営

カネ美食品(株)(名古屋市緑区、寺山雅也社長)は3月1日付で、組織変更を実施する。カネ美食品はユニーグループの惣菜製造を担う事業会社だったが、現在はパンパシフィックインターナショナル(PPIH)グループのアピタ、ピアゴの惣菜部門、スーパーマーケットや生協、駅ビルや商業施設への惣菜専門店を展開している。また、昨年にはPPIHと業務提携を締結している。

今回の組織変更では構造改革および人財育成の推進を実現するため、既存の事業や業務をより深化・深耕し、役割や責任の明確化と実績に連動した評価制度が柱となっている。

●各本部の「統括」を2統括から3統括へ再編成
1.「テナント事業統括」はテナント事業を横断的に統括し、「テナント第1営業本部」「テナント第2営業本部」「テナント第3営業本部」「テナント第4営業本部」の4本部を管轄
2.「外販事業統括」は外販事業を横断的に統括し、「外販第1事業本部」「外販第2事業本部」の2本部を管轄
3.「業務統括」は管理部門全般を統括し、「総務人事本部」「経営管理本部」「リスクマネジメント本部」の3本部を管轄

●本部を6本部から11本部へ再編成
1.店舗事業における各業態の戦略を明確化し、出店基盤の強化および業態創造の推進を目的とし「テナント事業本部」「eashion推進本部」を分割・廃止し、「テナント第1営業本部」「テナント第2営業本部」「テナント第3営業本部」「テナント第4営業本部」を新設する。

「テナント第1営業本部」は主に総合スーパーに展開する店舗を管轄。「テナント第2営業本部」は主にスーパーマーケットに展開する店舗を管轄。「テナント第3営業本部」は主にディスカウントストアに展開する店舗を管轄。「テナント第4営業本部」は百貨店や駅ビル等に展開するeashion店舗を管轄。各営業本部内には計11の営業部を再編配置する。

2. 外販事業における多様な納品先への迅速かつ柔軟な対応を目的とし「外販事業本部」を分割・廃止し、「外販第1事業本部」「外販第2事業本部」を新設。「外販第1事業本部」はコンビニ向け商品を製造・納品する計13の工場を管轄する。「外販第2事業本部」は主にPPIH店舗および生協関連向け商品、自社店舗向け内製品を製造・納品する工場を管轄する。

3.リスク管理やコンプライアンス体制の強化を目的とし「リスクマネジメント本部」を新設。「店舗品質管理室」「外販品質管理室」を「店舗品質管理部」「外販品質管理部」に改称し移管、「ストアコンプライアンス部」「危機管理部」を新設する。

4.各事業のサポート機能を集約しビジネスプロセスの強化・効率化を図ることを目的とし、「事業サポート本部」を新設。「店舗開発部」「店舗数値管理部」「店舗サポート部」を新設する。

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