イオンニュース|マックスバリュ九州が構造改革と役員委嘱業務変更
マックスバリュ九州(株)(福岡県福岡市、佐々木勉代表取締役社⻑)は、機構改革と執行役員の委嘱業務変更を発表した。
同社は2016年3月に策定した中期経営計画で、第1に「業態の確立」、第2に「品揃え改革の実行」、第3に「オペレーションの改革」、第4に「地域密着経営の推進」という、4つの基本戦略を策定した。
今回の機構改革には、この基本戦略実効を加速させる目的がある。
さて、この中期経営計画に先立って、2013年5月1日付で実施された機構改革では、事業組織を「マックスバリュ事業本部」とDS(ディスカウントストア)の「ビッグ事業本部」とし、フォーマット別に編成した。
さらに2014年9月1日には、営業と商品との有機的結合を図って、営業力と商品力を強化するために、営業と商品を統括する営業・商品担当を配置した。
しかし今回は、再びその営業・商品担当を営業担当と商品担当に分割した。これが第1の変更だ。組織はこのように、分離したり統合したりの繰り返しである。それをマックスバリュ九州は実施している。
もっとも、今回は、実質的なナンバー2だった、奥野善徳常務取締役営業・商品担当は退任したが、3月1日付でダイエー取締役常務執行役員社長補佐兼近畿エリア推進管掌に転籍した。そのために、ひとりの人格で対応していた営業・商品担当を、それぞれ取締役に昇格させた営業担当と商品担当に分割し、前者を田中實新取締役執行役員が担当し、後者を南谷和彦新取締役執行役員が担当することになった。
また第2に、2013年に分割した「マックスバリュ事業本部」と「ビッグ事業本部」の2つの事業本部を解消し、営業担当の田中取締役が統括することとした。
さらに第3に、先の南谷和彦商品本部長が統括していた商品本部を解消し、南谷執行役を取締役に昇格して、「商品担当」を委嘱した。
こう見ると、ひとりの常務取締役が退任し、二人の取締役が新任して、営業担当と商品担当に就任するための組織と分掌の変更だと読み取ることができる。それが悪いわけではない。組織はその都度、やりやすいように変えてよろしいからだ。
取締役と執行役員の委嘱業務を以下の通り変更した。 ( )内は旧職
井上渡取締役常務執行役員開発・管理担当兼開発本部⻑
(取締役常務執行役員開発・管理担当兼開発本部⻑)
田中實取締執行役員営業担当
(執行役員マックスバリュ事業本部長)
南谷和彦取締役執行役員 商品担当兼九州商品開発部⻑
(執行役員商品担当兼九州商品開発部⻑)
久保川 順全執行役員兼営業推進本部長
(執行役員 営業推進本部⻑)
松原正美執行役員福岡事業部⻑
(執行役員 福岡事業部⻑)
益田雄治執行役員⻄九州事業部⻑
(執行役員 ⻄九州事業部⻑)
志賀泰彦執行役員人事統括部⻑兼人事部⻑ (新任)
(人事統括部⻑兼人事部⻑)
篠崎岳執行役員管理統括部⻑兼経営管理部⻑(新任)
(管理統括部⻑兼経営管理部⻑)
*いずれも実施日は5月19日。
*本記事は企業ニュースリリースをもとに作成しています。
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