千趣会news|大規模リストラで経営再建/星野社長退任・梶原健司取締役昇格
通信販売大手の(株)千趣会(大阪市北区、星野裕幸社長)が業績不振から大規模なリストラを検討していると10月24日に日経ビジネスが報じ、次々にマスコミが追随報道している。
経費削減のために数百人規模の希望退職を募り、大阪本社の売却を検討しているとされ、星野裕幸社長(58)も引責辞任する。日経新聞によれば梶原健司取締役(57)が11月1日付けで昇格する。今日10月26日にも発表される。
千趣会は、主力のカタログ通販「ベルメゾン」の売上げが落ち込み、2018年12月期の第2四半期は売上高571億9900万円(前年同期比9.5%減)、営業損失は11億3800万円、経常損失9億9300万円、純利益損失11億5300万円の赤字となった。その経営再建を梶原新社長が担っていく。
梶原 健司氏 略歴
生年月日 1961年(昭和36年)6月20日生
1988年(昭和63)年8月 千趣会入社
2009年(平成21年)1月 執行役員
2010年(平成22年)1月 ベルメゾンネット推進室長
2014年(平成26年)1月 ファッション事業本部長
2015年(平成27年)3月 取締役執行役員(現)
2017年(平成29年)1月 東京本社代表、事業開発担当(現)
<追記>
26日15時30分に開示された第3四半期決算では、売上高810億2500万円(前年同期比10.3%減)、営業損失は44億7600万円(前期27億7700万円の営業損失)、経常損失は42億3200万円(前期22億5400万円の経常損失)、四半期純損失は46億2300万円(前期77億8600万円の純損失)と、赤字幅は広がっている。