ニトリnews｜総合職21年連続ベア､⽉額2.2万円超賃上げ

(株)ニトリホールディングス（札幌市北区、⽩井俊之社長）は、2024年春、ニトリ総合職社員に対し6％以上（⽉額2.2万円以上 ※組合員平均年齢32歳）の賃⾦改定を行う方針を発表した。ニトリ総合職社員は21年連続のベースアップとなる見込み。

また今後ASEANをはじめとする海外店舗網の積極的な拡⼤を加速していくためには、海外で活躍する優秀な⼈材の確保がこれまで以上に重要になるとみて、海外の従業員の処遇を⼤幅に⾒直す。改定では海外で活躍する従業員の年収は最⼤約18％増加する⾒込みだ。

さらに優秀な⼈材を数多く採⽤することを⽬的として、現⾏25万5000円(4年制⼤学卒)、26万5000円(⼤学院卒)である新卒定期採⽤の初任給は、1万5000円増となる27万円(4年制⼤学卒)、28万円(⼤学院卒)への改定を予定している。

一方、従業員の約8割を占めるパート・アルバイト社員は、6％以上の賃⾦改定を行う。パート・アルバイト社員の平均時給は1119円から、1186円（67円増）以上の改定となる。パート・アルバイト社員は11年連続の時給引き上げだ。