三越伊勢丹ニュース｜杉江俊彦新社長体制と組織改正を発表

三越伊勢丹グループは、3月13日の取締役会で、2017年4月1日付の三越伊勢丹役員体制を決定し、発表した。

㈱三越伊勢丹ホールディングス　役員体制
代表取締役会長：　石塚邦雄
代表取締役社長執行役員：　杉江俊彦

＜杉江俊彦（すぎえとしひこ）氏略歴＞
昭和36年2月15日生まれ。
昭和58年4月㈱伊勢丹入社
平成24年6月㈱三越ホールディングス取締役常務執行役員経営戦略本部長
平成25年4月同取締役常務執行役員経営戦略本部長、㈱三越伊勢丹取締役常務執行役員経営戦略本部長
平成28年4月三越伊勢丹ホールディングス取締役専務執行役員経営戦略本部長（現任）、㈱三越伊勢丹取締役専務執行役員経営戦略本部長（現任）

取締役　㈱三越伊勢丹　取締役専務執行役員　関連事業本部長　兼　不動産事業本部長：　松尾琢哉
取締役常務執行役員　業務本部長：　和田秀治
取締役：　大西洋
常務執行役員　グループ人財本部長：　前野広
常務執行役員　経営戦略本部長：　白井俊徳
常務執行役員（昇任）　リスクマネジメント室長：　武藤隆明
常務執行役員（昇任）　情報戦略本部長：　浦田努
執行役員　経営戦略本部長付：　横山淳
執行役員　経営戦略本部経営企画部長：　細谷敏幸
執行役員　業務本部総務部長：　常松恭一
執行役員（新任）　業務本部財務経理部長：　山室隆

㈱三越伊勢丹　役員体制
代表取締役会長：　石塚邦雄
代表取締役社長執行役員：　杉江俊彦
取締役専務執行役員（就任）　海外事業本部長：　中込俊彦
取締役専務執行役員　関連事業本部長　兼　不動産事業本部長：　松尾琢哉
取締役専務執行役員（昇任）　百貨店事業本部長　兼　商品統括部長：　竹内徹
取締役常務執行役員　業務本部長：　和田秀治
取締役（新任）（HDS経営戦略本部長）：　白井俊徳

＊㈱三越伊勢丹の新任取締役は、2017年4月1日付で開催予定の臨時株主総会を経て選任される予定。

㈱三越伊勢丹ホールディングス　役員体制（グループ会社）
常務執行役員（㈱名古屋三越　代表取締役社長執行役員）：　三須尚紀
常務執行役員（㈱ジェイアール西日本伊勢丹　代表取締役社長）：　瀬良知也
常務執行役員（㈱岩田屋三越　代表取締役社長執行役員）：　村上英之
執行役員（㈱札幌丸井三越　代表取締役社長執行役員）：　伊藤達哉
執行役員（㈱仙台三越　代表取締役社長　兼　店長）：　渡辺憲一
執行役員（㈱新潟三越伊勢丹　代表取締役社長執行役員）：　浅田龍一
執行役員（㈱三越伊勢丹プロパティ・デザイン　代表取締役社長）：　山下隆司
執行役員（㈱三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ　代表取締役社長）：　石塚由紀
執行役員（イセタン（シンガポール）LTD. 代表取締役社長）：　橋詰敏文

同時に発表した組織改正では、ホールディングスに、コーポレート機能とシェアード(人事、経理、総務などの間接部門）機能を集約する。これにより、各社･各事業が自律的で迅速な意思決定で計画を策定･実行し、利益の回復･拡大をめざす。とくに、百貨店事業では、店舗営業力を強化できる体制へと改正する。

組織改正の考え方の要点は次の5つ。
①事業部門への機能移管と事業損益･利益責任の明確化
②構造改革推進体制の強化
③基幹３店の再構築
④強み（「のれん」・「顧客」・「保有不動産」）を生かした成長事業の収益化
⑤組織構造の課題（多層化･細分化･重複）の解消によるスリム化

大西洋前社長が事業の多角化を進めてきたが、新社長の杉江俊彦は、「構造改革を優先」しつつ、「事業の選択と集中を進める」戦略をとる。

三越伊勢丹HDでは、中期目標として2018年度に営業利益500億円を掲げていたが、2016年11月の中間決算時点でこの目標の達成時期を2020年に変更している。

 
＊本記事は企業ニュースリリースをもとに作成しています。
人事の詳細はhttp://pdf.irpocket.com/C3099/o1Tt/OkY6/GTXO.pdf　

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