しまむらnews|13年ぶりトップ人事/北島常好社長昇格・野中正人会長
(株)しまむら(埼玉県さいたま市北区)は、2月21日付で北島常好取締役専務執行役員(59)が社長に昇格することを発表した。13年ぶりとなる社長の交代だ。
野中正人社長(57)は代表権のある会長執行役員に就く。
しまむらの2018年2月期の第3四半期(2017年2月21日~11月20日)業績は、売上高4269億1200万円(前年同期比0.4%減)、営業利益350億8500万円(11.3%減)、経常利益359億6300万円(11.3%減)、純利益は239億7400万円(9.3%減)と減収減益で終わっている。
とくに国内では、ユニクロの好調とは対照的に、ネット通販の影響から、売上高4223億7800万円(前年同期比0.5%減)、営業利益355億3400万円(11.0%減)、経常利益363億9100万円(10.8%減)、純利益は245億8100万円(7.8%減)と厳しい環境にある。
さらなる事業拡大に向けて経営体制の強化を図るとともに、機動的な経営判断を行うための社長交代である。新体制下でネット通販とリアル店舗の強化を図っていく。
■北島常好氏(きたじま・つねよし)略歴
1959年(昭和34年)1月14日生まれ、59歳。埼玉県出身。
1983年(昭58年)流通経済大経卒、83年しまむら入社。09年5月取締役、12年5月 思夢樂股份有限公司董事長(現任)、13年常務取締役、15年取締役専務執行役員、17年飾夢楽(上海)商貿有限公司董事長(現任)。
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