ローソンnews|「からあげクン」発売32年で累計販売数30億食突破
(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)が、1986年4月から32年間販売しているホットスナック「からあげクン」の累計販売数が、30億食を突破した。
ローソンのロングセラー商品「からあげクン」は指でつまんで歩きながら食べられるホットスナックとして誕生した。原材料となる鶏むね肉は2014年から、小麦粉は2018年から100%国産に変更して、「安心・安全」を打ち出している。原材料の品質向上にもかかわらず、生産効率などの見直しで、1986年の発売当時から値上げせず、販売価格は税込み216円を維持している。
また、1食(5個)あたりの糖質を8.0グラムと糖質控えめに商品化したことで、健康食品としても人気を集めている。
商品パッケージには一般社団法人食・楽・健康協会の「ロカボマーク」が付いている。「ロカボ」とは、同協会が提唱している糖・炭水化物を制限した食事やそうした食材を使用した食事法のことを指す。「low-carbohydrate」(低炭水化物)の略、ローカーボ(Law Carb)が語源だ。「おいしく楽しく適正糖質=ロカボ」を普及させるために、ロカボ対象商品に付けられている。
からあげクンもロカボ対象の商品で、SNSでは「からあげクンサイコーだわ 糖質低いし」「からあげクン、糖質が意外と低くて驚き!」などのコメントも多い。
からあげクン(レギュラー)の購入者は、2018年6月の1カ月間の調べだが、約6割が女性。その約4割が30~40代の女性だ。一方で、Lチキ(旨塩チキン味)は男性購入率が約6割を占める。
また、からあげクン好きの県は、2017年7月1日から2018年6月30日までの年間集計では、岡山県が1位。2位が愛知県、3位奈良県、4位静岡県、5位和歌山県。西日本で人気が高い。
からあげクンのこれまでの総フレーバー数は231種類に上る。販売した30億食の「からあげクン」を並べると、直線距離で、月に到達して折り返し、地球帰還まで残り半分の地点に到達する計算になる。
そして7月17日(火)からは、夏向け商品として、通常の「からあげクンレッド」の5倍の唐辛子を使用した「でからあげクン レッドスーパー」(税込268円)を販売している。辛さと通常商品の140%というボリューム感で消費を盛り上げる。