良品計画news|1/15から家具単品の月額定額サービス(サブスク)を開始
無印良品を展開する(株)良品計画(東京都豊島区、松﨑曉社長)は 1月15日(金)から無印良品の家具の月額定額サービスを日本国内182店舗において開始する。いわゆるサブスクリプション方式(サブスク)である。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で働き方が大きく変化するなか、自宅で心地良く働ける環境を整えたいという需要が増えている。このニーズに応えるため、2020年7月から約3カ月間、無印良品とIDÉEの家具・インテリア用品の中から6種類を選び、セットで利用できる月額定額サービスを実施した。
このサービスは好評だったが、「セットではなく単品でのサービスが欲しい」という要望を受けて2021年1月15日(金)から必要なモノを必要な「量」と「期間」、購入ではなく「利用」する月額定額サービスを、家具単品を対象に新たに開始する。より多くの顧客が気軽に利用できるよう、取り扱う店舗は昨年の7店舗から182店舗へと拡大する。
無印良品のベッド、デスク、チェア、収納家具などが対象で、汎用性が高く、シンプルであり、かつパーツ交換やメンテナンスの出来る商品を選定した。大きな初期費用を支払うことなく、手頃な月額定額料金で利用できる。
年単位の契約で、1年/2年/3年/4年のプランがある。選んだプランの期間が満了した際には、「解約・返却」「契約延長」を選択するか、希望者は買い取ることもできる。
例えば、木製デスク(販売価格:税込2万4900円)は4年契約で月額500円、ワークキングチェア(1万9900円)は4年契約で月額400円で利用できる。
このサービスを活用すれば、暮らしを変えるタイミングに家具の処分に悩まされることもなく、廃棄物の削減につなげることもできる。また、契約終了後に返却された家具については、廃棄はせず、循環させてゴミを減らす活動につなげていく。パーツ交換やメンテナンスを施し、改めて月額定額サービス品として再利用するか、中古品として販売することなどを検討している。