トクバイnews|ブラックフライデー実施企業が昨対10%増加

「トクバイ」を運営する(株)ロコガイド(東京都港区、穐田誉輝社長)は11月10日、「ブラックフライデー」に関するインターネット調査結果を発表した。

インターネット調査は「トクバイ」導入企業109社を10月6日~20日、「トクバイ」ユーザーは10月6日~21日に行った。ユーザー回答数は1768名。

2023年は、「ブラックフライデー」のセールやイベントの施策が決定している企業が昨年より約10%増加している。「トクバイ」ユーザーの半数以上が「ブラックフライデー」のセールで「買物をしたい」と考えていることがわかった。

「ブラックフライデー」は、感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日を指す。アメリカでは、その日の前後から大規模なセールが行われ、「ブラックフライデー」を皮切りに、本格的なクリスマス商戦が始まる。日本国内でもインターネット通販から徐々に普及し、リアル店舗でもキャンペーンやセールなどが実施されるようになった。インターネットでの検索数も年々増加していて、生活者の関心も高まっている注目のイベントだ。

<ブラックフライデーを実施するか?>

「ブラックフライデー」期間に、セールやイベントなどの販促施策を「実施する。(施策の)詳細も決まっている」との回答が26.6%に上り、昨年(2022年)と比較して約1割増加した。

<ブラックフライデーを拡大するか?>

また、販促施策を「実施する」と回答した企業に、昨年よりも規模を拡大する予定か聞いたところ、「拡大する」26.3%、「昨年同様」60.5%、と合わせて80%以上の企業が昨年と同等かそれ以上の規模のセールやイベントを計画している。

具体的に検討している販促施策案では、ブラック(黒)にちなんだ「 “96(クロ)” が付く価格での均一セール(例:96円・296円・960円など)」、「 “96(クロ)” が付く重さの商品のセール(例:96g・960gなど)」「 “黒” に関連する商品のセール」などがあった。そのほか、「詰め放題」「プライベートブランド商品のセール」「加工食品中心の福袋の販売」「ノベルティグッズの配布」など、バリエーション豊かな施策が検討されていた。

<ブラックフライデーを知っているか?>

「トクバイ」ユーザーに「ブラックフライデー」について知っているかたずねたところ、「知っている」44.5%、「名前は聞いたことがある」51.8%と、9割以上が「ブラックフライデー」を認知していることが分かった。

<ブラックフライデーで買物をしたいか?>

「ブラックフライデー」のセールで買物をしたいかを聞いたところ、半数以上が「買い物をしたい」と回答した。
「ブラックフライデー」のセールで「買物をしたい」と回答した人に、買物をしたい場所を聞いたところ、第1位は「スーパーマーケット」69.9%。購入したい商品やサービスについては、「食料品・飲料品」が約8割で最多となり、次いで「日用品」60.7%、「衣料品」53.2%となった。

<ブラックフライデーで買物をしたい場所>

購入したい商品やサービスの理由を聞いた。「少しでも安く、おトクに買いたい」が最も多く、「まとめ買いをしたい」「普段買えないものを買いたい」という意見もあった。物価高が続くなか、「ブラックフライデー」を利用して、身近な店舗で生活必需品を少しでも安く購入したいと考える人が多いことが推測される。

<購入したい商品やサービス>

「ブラックフライデー」のセールで「買物をしたい」と回答した人に「ブラックフライデー」に関する疑問、要望について聞いた。「セールなどの情報が入手しづらい」という意見が最も多く、次いで「いろいろな店舗でセールを実施してほしい」という意見だった。

<ブラックフライデーに関する疑問・要望>

関連カテゴリー

販促 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧