セブンーイレブンnews|買物しながら得するゲーム感覚アプリ6月運用開始
(株)セブンイレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長)は、顧客に新しい「買物体験」を提供する「セブン-イレブンアプリ」を、2018年6月から運用する。
お客はレジで決済するときにアプリを起動して、会員コード(バーコード)を提示する。
その際、購入商品のカテゴリーに応じて顧客には「バッジ」が付与される。この「バッジ」を貯めることで、顧客にはさまざまな特典が生まれる。
バッジは2種類ある。一つは、購入商品のカテゴリーに応じた16種類の「購入系バッジ」。もう一つは、購入する店舗や、nanacoカード、現金、クレジットカードの支払い方法で付与される9種の「行動系バッジ」。たとえば行動系バッジは、1日1回アプリを起動するだけでもバッジが1個貯まる。
バッジが一定量貯まると顧客のバッジランクは、銅、銀、金、プラチナへとアップしていく。ランクアップすると商品の値引きクーポンや抽選ゲームへの参加といった特典を受け取ることができる。
そのうえでセブン&アイグループ横断型のロイヤルティプログラム「セブンマイルプログラム」にも参加できるし、マイルも貯まる。グループ最強のセブン-イレブンで、ロイヤルティプログラムの先陣を切るのがこの作戦の要である。
スマホアプリは、多くの企業が情報提供やクーポン販促などを利用するために開発している。
セブン-イレブンアプリは、バッジを貯めてランクアップしていくというゲーム感覚の要素を組みこんだ。アプリゲームでも毎日起動させると特典がつく。だからゲームにはまっていく。これと同じだ。お客のゲーム心理をくすぐりながら、特典を設けて顧客の囲い込みをする。それがセブンの今回のアプリ販促の妙だろう。