11月大店立地法届出|「イオン藤井寺SC」「BRANCH横浜南部市場」1万㎡超2件

経済産業省から11月の「大規模小売店舗立地法にともなう新設届出申請」が発表された。申請件数は37件で、エリア別件数は以下の通り。

北海道2(北海道2)
東北   4(宮城県3 福島県1)
関東   6(栃木県1 群馬県1 千葉県1 神奈川県1 横浜市1 浜松市1)
中部   4(愛知県1 三重県2 名古屋市1)
近畿 7(滋賀県1 京都府1 大阪府3 兵庫県2)
中国 7(鳥取県2 広島県2 山口県1 広島市1 岡山市1)
四国   3(徳島県2 愛媛県1)
九州   4(福岡県2 長崎県1 福岡市1)

11月は1万㎡以上が2件。

1件目は、大阪府藤井寺市の(仮称)イオン藤井寺ショッピングセンターで1万2386㎡。周辺地域の住宅増加や多様化する消費者ニーズの変化に対応するために、イオンモール藤井寺を新たな商業施設に刷新する。コンセプトは「藤井寺Neighbor Food Center」。食の一大集積ゾーンを備えた近隣型施設となる。オープンは2019年7月15日を予定している。

2件目は、神奈川県横浜市金沢区鳥浜町の (仮称)BRANCH横浜南部市場で1万1372㎡。2015年3月に中央卸売市場として廃止した南部市場に、本場を補完する加工・配送、流通の場の「物流エリア」と、食を中心とした「賑わいエリア」に分けて展開する。賑わいエリアの整備事業者は大和ハウスグループの大和リース(株)。発見・体験・発信の3つを基本コンセプトに物販店、飲食店、カフェなどが集約した商業施設となる。BRANCHは、大和リースが全国に展開する複合商業施設ブランドで、兵庫県の神戸学園都市、神奈川県の茅ヶ崎に続いて3店舗目となる。2019年7月31日オープン予定だ。


(大和リース ニュースリリースより)

5000㎡以上はさらに6件。
(仮称)カインズ浜松市野店(静岡県浜松市東区小池町字一里塚 )8479㎡。2019年7月17日開設。
(仮称)スーパービバホーム小田原国府津店(神奈川県小田原市小八幡字一丁田)8453㎡。2019年7月14日開設。
(仮称)ニトリ高崎倉賀野店(群馬県高崎市倉賀野町字原付)7383㎡。2019年9月1日開設。
(仮称)ベイシア成田芝山店(千葉県山武郡芝山町岩山字林山)6595㎡。2019年7月9日開設。
(仮称)イオン岡山青江店(岡山県岡山市北区青江) 5573㎡。2019年7月14日開設。
スーパーセンタートライアル須恵旅石店(福岡県糟屋郡須恵町大字旅石字井田)5040㎡。2020年3月4日開設。

また、毎月出店の多いコスモス薬品は、1500㎡前後の店舗を12件申請した。


(経済産業省出典の資料をもとに商人舎にて作成)

詳細は経済産業省発表の下記表を参照。

⇒大規模小売店舗立地法(新設)届出の概要【2018年11月末】

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