2月6業態統計まとめ|コンビニ増収/総合スーパーとスーパーマーケットは減収
2019年2月の主要業態別売上高が出揃った。百貨店、総合スーパー、スーパーマーケット、コンビニエンスストアの小売り主要4業態に、ショッピングセンターと外食産業を加えた動向を概観する。外食産業は全店ベース、他は既存店ベースの数値だ。
2月の売上高が前年同月を上回ったのはコンビニ2.0%増、外食産業1.9%増、ショッピングセンター0.9%増、百貨店0.4%増の4業態だ。
コンビニはカウンター商材や中食が好調、外食産業は宅配代行サービスやQRコード決済効果があった。ショッピングセンターは春物衣料が好調で、百貨店は春節需要やバレンタインや節分などの季節催事効果で売上げが伸びた。
一方で、総合スーパーは2.5%、スーパーマーケットは2.2%の減収だ。暖冬で冬物商材が伸び悩んだことが共通の不調要因だ。また、百貨店では季節催事効果が好調要因とされているが、スーパーマーケットではあまり効果がなかったと報告されている。季節催事に魅力がなかったということだ。