7月総合スーパー統計|長梅雨で前年比7.1%減/食料5.3%減、衣料16.2%減
日本チェーンストア協会が発表した加盟企業の7月の総販売額は1兆0073億5008万円。前年同月比7.1%減だ。加盟企業数は56社、1万0504店を集計した数値だ。
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売上構成比の66%を占める食料品は6670憶2241万円で、5.3%の減少だ。農産品5.7%減、畜産品4.0%減、水産品3.2%減、惣菜2.1%減と生鮮4部門はすべて前年割れ。
衣料品は701億3353万円で16.2%減。紳士衣料は20.7%減。衣料品は売上構成比の7.0%と、全体に占める割合は年々減っている。
売上構成比20.1%の住関連は2029憶6838万円で、前年比7.3%の減少だ。日用雑貨品は1.8%減にとどまっているが、医薬・化粧品は11.0%減、家電製品は18.3%と二桁減。
そしてサービスは25億2010万円(6.5%減)、その他は647億0566万円(6.5%減)。
7月度は長梅雨で、しかも気温が低かった。とくに降水量は全国的に例年より多く、東京や大阪でも平年比25.0%以上を記録した。
<部門別の概況>
・食料品 6670億円 (店舗調整前) 89.1% (店舗調整後) 92.9%
・衣料品 701億円 (店舗調整前) 76.8% (店舗調整後) 83.8%
・住関品 2029億円 (店舗調整前) 89.9% (店舗調整後) 92.7%
・サービス 25億円 (店舗調整前) 83.0% (店舗調整後) 93.5%
・その他 647億円 (店舗調整前) 88.3% (店舗調整後) 86.9%