8月総合スーパー統計｜前年比2.9%増/衣料10.6%減も食品･住関牽引

日本チェーンストア協会が発表した加盟企業の8月の総販売額は1兆0360億8837万円。前年同月比2.9％増だ。加盟企業数は56社、1万0515店を集計した数値だ。同協会加盟企業には総合スーパー多いため、本サイトでは総合スーパー統計として報じている。

売上構成比の約70％を占める食料品は6935億9646万円と4.0%増加した。農産品10.1%増、惣菜7.8%増、畜産品1.8%増に対し、水産品だけが3.3％減だった。

衣料品は626億7385万円で10.6％のマイナス。紳士衣料は16.2％減、婦人衣料は26.4%減。売上構成比は6.0％と、全体に占める割合は年々減っている。

売上構成比20.4％の住関連は2109憶6468万円で前年比3.9％増だ。日用雑貨品が2.1％減以外は、医薬・化粧品20.8％増、家具・インテリア5.2％増、家電用品1.3％増と好調。

サービスは24憶5568万円(2.6％減)、その他は663憶9770万円(2.6％増)。

令和元年8月度は、食料品は、惣菜の動きが良かった。衣料品、住関品は前半は動きが良かったが後半は天候不順要因もあり動きが鈍くなった。

＜部門別の概況＞
・食料品 　6935億円 （店舗調整前） 94.0%（店舗調整後） 98.6%
・衣料品      626億円 （店舗調整前） 88.1%（店舗調整後） 97.6%
・住関品    2109億円 （店舗調整前） 99.4% （店舗調整後）102.4%
・サービス     24億円 （店舗調整前） 86.5%（店舗調整後） 98.3%
・その他      663億円 （店舗調整前） 107.2%（店舗調整後） 105.6%