12月家計調査統計|2人以上世帯の消費支出3.3%減、増税後3カ月マイナス

12月の「家計調査報告」速報が、総務省統計局から発表された。

2人以上の世帯の消費支出は32万1380円。前年同月比では実質3.3%減と、増税後3カ月連続で前年を下回った。

2人以上の勤労者世帯では1世帯当たり実収入は臨時収入・賞与を加えると107万4143円となり、前年同月比で3.7%増加している。

費目を見ると、「保健医療」6.1%が伸びた以外は、すべての支出が減少した。二桁減となったのは、「住居」17.4%減、「教育」16.6%減、「家具・家事用品」13.3%減、「被服及び履物」11.1%減だった。

食品の内訳を見ると、年末年始需要から飲料4903円(3.9%増)、加工肉1957円(3.7%増)、調理食品1万4264円(0.8%増)、酒類4825円(0.8%増)が伸長した。

一方で、野菜・海藻9782円(4.7%減)、油脂・調味料4364円(3.7%減)、魚介類1万0573円(3.0%減)、肉類9737円(3.0%減)、乳卵類4039円(2.6%減)など生鮮食品への支出が減少している。

>第1表  主要家計指標-二人以上の世帯
>第2表  1世帯当たり1カ月間の収入と支出 -二人以上の世帯

*出典 家計調査結果(総務省統計局)

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