1月百貨店インバウンド動向|免税売上高21%増/春節月ズレで4カ月ぶりのプラス

日本百貨店協会のインバウンド推進委員会から1月の「外国人観光客の売上高・来店動向」が報告された。91店舗の調査結果だ。

免税総売上高は前年同月比20.9%増の316億9000万円で、4カ月ぶりにプラスに転じた。一般物品は199億8000万円で31.8%増、消耗品(化粧品・食料品等)は117億1000万円で6.0%増だった。

客数は45万4000人で前年同月比8.7%増で、8カ月ぶりのプラスとなった。

免税手続きカウンターでの国別購買は、1位中国本土、2位香港、3位台湾、4位韓国、5位タイ、6位シンガポール、7位マレーシア。1人当たりの購買単価は7万円で、前年に比べて11.2%プラスとなった。

売上げ上位商品の1位は不動の化粧品。2位がハイエンドブランド、3位食品、4位婦人服飾雑貨、5位婦人服と続く。

売上高、客数、購買単価、いずれもプラスに転じたのは、春節が2019年は2月5日だったが、2020年は1月25日であったため、月ズレが生じた影響が大きな要因となっている。

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